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涼宮ハルヒのスペオペ外伝!?(けいおん!編)50 [涼宮ハルヒのスペオペ外伝!?]

涼宮ハルヒのスペオペ外伝!?(けいおん!編)49

今週もアップします、よろしくお願いします(^-^;

 テーブルには白発中(ハクハツチュン)亭の冷やし豚饅がお皿に盛ってあり、一段落した唯たちはいつものティータイムに勤しんでいた。

 「それにしても、たすかったよな」と澪は口にお茶を含んだ。
 「一時はどうなるかと思ったよ」と豚饅を手に取り、かぶりつく唯。

 「あのまま、あそこでばーさんになるかとおもったな」テーブルにティーカップを置く律。
 「律っちゃん、それはないわよ~っ」とニッコリ笑い、両手でティーカップを持つ紬。
 「だよなぁ~あははははっ」と後頭部に手をやり律が笑う。

 「駆逐艦の艦長に感謝しないといけないですね」両手を胸のあたりでグーにして、力をいれる梓。
 「そうだねっ、梓ちゃん」と憂は手を叩くように合わせた。

 
 「『リーブスター』についたら直ぐドック入りだよな」と澪は和に問いかける。
 「それもそうだけど、『リーブスター』にドックあるのかしら」
 「たぶんあるんじゃねぇの~っ」と楽観的に律が言う。

 「はっ、なかったりして!」困惑し、驚いたような表情を見せる唯。
 「唯のいう通りね」少し考え込む和。
 「じょうだんだよっ、和ちゃん」と招く様に手を出し笑う唯。

律は考え込む様子の澪に声を掛ける。
 「どうしたんだ澪?さっきからだまって、ドックならあるって~」
 「律、そんなんじゃない、助けてもらったお礼になにかしないといけないかなって・・・」
顔を上げて否定する様子の澪。

 「『憂鬱』の人たちに?」と唯は澪に聞いた。
 「うん・・・」
 「だったら、演奏、聴いてもらわない」ポンと手を叩く紬。

 「ムギちゃん、そうだよ!演奏聴いてもらおうよ」
断然やる気が上がった様子の唯。

 「だよな、一応軽音部なんだし」 澪はぱっと笑顔になった。
 「澪センパイそうですよ演奏しましようよ」眼を輝かせる梓。

 「だったら、制服に着替えた方がいいんじゃないか?」

律の提案にみんながうなづいた時に『憂鬱』からの内線が入った。

 『あのっ、山中さわ子中尉から通信が入っていますぅ』

栗色ロングヘヤーの通信士がメインモニターに映った。

 「了解しました」

メインモニターが切り替わり、さわ子が映し出された。

 『さわちゃん!』
 「あんた達、心配したわよ、何で定期報告しないの?」心配した様子のさわこ。
 
 『あっ!』

さわ子は獲物を狩る様な表情にかわった。

 「わすれてた~っ!」
 『はぁん!?わ・す・れ・て・た~ぁ、じゃねぇ』

さわ子の言葉に硬直し、無言で立つことしかできなかった、唯たち。

 『とにかく、後で報告しなさい!!』
 『ひっ!!』

今日はこの辺で・・・
涼宮ハルヒのスペオペ外伝!?(けいおん!編)51
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