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「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・128 [涼宮ハルヒのスペオペ!?]

「涼宮ハルヒの憂鬱」がもしスペオペだったら・・・127

今週もアップします、よろしくお願いします(^-^;

 俺たちは超軽量級空母 『倦怠』に乗り込む準備をしていた。

俺はブリッジから機関室に連絡を取っていた。

 「谷口、準備はいいか?」
 『まかせろよ、それよりか桜航の訓練生だろ!』
とにかくテンションが高い谷口。

それに引き換え心配そうな国木田が言った。
 『状況を聞くとなんかむりっぽ、頑張って見るけど』

 「まぁ、とりあえず頼む」
 『他の方法も検討しないと・・・』
 「長門に検討してもらっている、俺も今、そっちに行く」

「じゃあ、ユキ他の方法も検討してみて、あたし達は空母に向かうから」
「了解・・・」

こうして、俺とハルヒそして谷口、国木田の4名は『倦怠』に向かった。


 『倦怠』に向かった俺たちが最初に案内されたのはブリ―フィングルームだった。
そこには高級そうなティーセットが並び、奥には楽器が置かれていた。

 「お茶どうぞ~」 栗色のロングヘアーの少女が言った。

ブリーフィングルームにいた彼女たちのルックスは人並み以上だった。
しかし、まぁ、桜航ってこんなにレベルが高かったのか?

せっかくのお茶の誘いをことわる理由もなく、いただくことにし、俺たちはヘルメットを取った。

 「あっ!変質者!」 グラディエーターのパイロット唯が言った。

 「不審者から変質者に格上げか?」遺憾の表情をする谷口。

 「あ、ナンパ野郎」 ハルヒと同じくカチューシャを付けた少女。
 「あらっほんと~」 ポンと手を叩いて、先ほどお茶をすすめた少女。
 「あなた、メカニックだったの?!」眼鏡をかけた先ほどのメカニックの少女。
 「おい、谷口知り合いか?」
 「キョン、知り合いって言うよりもナンパしそこなった男だよ」と国木田。
 「それを言うな」

 「国木田、何時の話だ」 「帝都惑星に行った時だよ」
 「谷口、お前は俺に内緒でナンパしに行ってふられたってわけだな」

 「超軽量級駆逐艦 『憂鬱』 艦長 涼宮ハルヒ」
 「放課後ティータイム隊 隊長 田井中 律」

 「久しぶり!」元気よく田井中が言った。
 「あんたも元気そうね」とハルヒ。
後で聞いた話だが、前に帝都惑星でこの2人はあっていた様だ。

とりあえず、社交辞令的に自己紹介を終わった時に、扉に隠れるように立っている少女を見つけた。

 「えーっと、彼女は?」
 「澪、何やってるんだよ、こっち来いよ」 どうやら彼女は人見知りが激しい様だ。

どうにかこうにか彼女の緊張をほぐして、テーブルにつかせてとりあえずお茶にした。

何時も朝比奈さんが淹れてくれるお茶とはちがい今回は紅茶だった。

こうして、まったりとブリーフィングルームでお茶をしている彼女たちなら上手くやって行けそうだ、俺には何か共感するものを感じた。

お茶会も終わり、俺とハルヒと律は機関部に向かい、メカニックの和と憂そして谷口、国木田はブースターに向かった。

 『キョンよ~やっぱ無理だな、そっちはどうだ?』と谷口から通信が入った。
 「こっちは何とかなりそうだ、まだ生きてる、これって追加ブースターと同じタイプのエンジンだな」

 「あの~すいません」突然、、後ろから声が聞こえた。
 「梓どうしたんだよ」
 「航海士の長門さんから通信がありました、至急ブリッジに来てください」

 俺たちは『倦怠』のブリッジに向うとモニター越しに長門がいた。

 『コードネーム 追加ブースターは憂鬱の後部に装着可能・・・・』
 「『追加ブースター』いうなっ!」と律
 「ってことはこのまま『憂鬱』と装着して運べるってことか?」

 『そう・・・装着プログラムは実行可能・・・』
 「問題はこの『倦怠』装着プログラムがあるかだな」
 
 『そう・・・』

 「和に聞いてみよう」律はそういうと和に通信回線をつないだ。
 「和っ、何とかなりそんなんだけど、装着プログラムって聞いたことある?」
 『装着プログラムって、駆逐艦に装着するプログラムのこと?』
 「おう!それそれ」
 『あるわよ、出発前にインストールしたから』 
 「だって~」

 「長門、聞いた通りだ」
 『了解・・・装着準備に入る』

 今日はこの辺で・・・

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