涼宮ハルヒのスペオペ外伝！？（けいおん！編）21：賢者の石と愚者の黄金！？：So-netブログ

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涼宮ハルヒのスペオペ外伝！？（けいおん！編）20

　今週もアップします、宜しくお願い申し上げます（＾－＾；

　「みんな　昨日はお疲れさん！唯は初ライブにしてはなかなかのものだったよ」
　唯は顔を赤くして照れていた。
　「澪はファンクラブまでできたらしいぜ！・・・しかし当の本人は再起不能だけどな・・・」
澪はしゃがみ込み、茫然として、昨日のハプニングから立ち上がれてなかった。

　
　「そんなことより、律っちゃん？」
　「なんだよっ」
　「律っちゃんの『ランチャー』って、翠色だったけ？」
　「そうだよ～っ！」
　「違うだろっ！」
それは先ほどまでしゃがみ込み落ち込んでいた澪だった。
　『おっ！復活した！！』
澪の豹変ぶりに思わず口から出た唯と律
　「ただ、ペイントで汚いだけだろ！掃除しろ！！」
　「このペイントなかなかとれねぇんだよなぁ～」溜息交じりに律が言った。
　「撃墜された、お前が悪い」
　「もう、これでいいじゃん」
　「このままだと教官に怒られるぞ、それに和が整備できないって言ってたぞぉ」
両手を拡げあきらめたような律にさとす澪
　「おっしゃる通りですね！」半分キレたような律
　「しゃね～、真面目に掃除すっか」と律が腕まくりをした時だった。

　「みんな～っ、入隊希望者が来たわよ」扉の向こうからさわ子が入っていた。
さわ子は扉の向こうにいる入隊希望者を見て手で中へ案内した。
　「どうぞ」
扉の向こうから黒く長い髪をツインテールで結んだ小柄な子が入って来た。　
　「自己紹介どうぞ」
さわ子は小柄な子に促すように言った。

　「中野梓といいます、歓迎会ライブとても感動的でした、私も少し楽器ができますので、皆さんと一緒のバントに参加したいとおもいます、あっ、皆さんの『バトルトワイヤル戦』もみました、この部隊はとても良い部隊だと思います、入隊させてください」

あまりにも突然な為、唯たちはただ茫然としていた。

　「難しい話はこの位にして、ねっ！」さわ子は茫然とする唯たちに言った。
　「こちらへどうぞ～っ」紬は空いている席を引き、梓を椅子に座らせた。
　「ムギ！お茶の用意だっ！」律は紬に指示をだした。
　「そうそう、真鍋さんがもう１人、入隊希望のメカニックを連れて来るから」とさわ子が言ったそばから和が入って来た。

　「入隊希望者のメカニック連れて来たわよ、唯も良く知っている子よ、どうぞ！」
ショートヘアにポニーテールで髪を結んだ子が入って来た。
　　
　「憂！！」
　「おねえちゃん！」
　「唯、妹いたのか？」驚いた様子の澪だった。
　「うん！」
　「へぇ～っ、唯の妹か！」律も驚いている様子だった。

　「はじめまして、妹の憂です、姉が何時もお世話になってます！」
　「はじめまして」と紬
　『出来た子だー！！』
唯以外は同じ感想を抱いた。

　「姉妹でこうも違うもんかね？」律は顎を手でつまんで言った。
　「何が？」唯はさっぱりわからないと言う様子。
　「妹さんに唯のいい所全部、吸い取られたんじゃないの？」　
　「律っちゃん、ひっどーい！！」唯は半べそをかいていた。

　「皆さんでこれどうぞ！つまらないものですが・・・」憂はちゃっかりと、手土産を持参していた。

　『本当に出来た子だー！！』唯以外は関心をした。

今日はこの辺で・・・
涼宮ハルヒのスペオペ外伝！？（けいおん！編）22